NEWS

大麻に含まれている2つの成分を新たに発見

原文: アンドレス・マルカルト

訳:焚麻(Takuma Imamura) Cannabis Life Network Japan

https://cannabislifenetwork.com/two-new-cannabinoids-thcp-and-cbdp/

モデナ アンド レッジョ エミリア大学(UniMore)のジュゼッペ・カネッザ教授が率いるイタリアの研究チームは、THCの30倍以上の強力さを示す新しいカンナビノイドの発見を研究結果として発表しました。

新たにテトラヒドロカンナビノールと名付けられたΔ9-THCPは、同族の7原子アルキル基から成る新たなCBD(カンナビジオール)、CBDPとともに単離されました。

2019年12月30日-ネイチャー社のサイエンティフィック・レポート(学術雑誌)に掲載された彼らの試験管での実験において、THCPが人間のエンドカンナビノイドシステムのCB1およびCB2受容体の両方に結合することを示しました。
CB1受容体に対して、THCVよりも63倍、THCより33倍強い効力を持ち、新しく発見されたTHCBよりも13倍効力が高い事が研究で判明しました。

新しいカンナビノイドの研究は、最初に産業用の大麻の研究から始まりました。イタリアを含むヨーロッパの多くの地域で大麻が違法であり続けている為、研究を実施するために研究員はイタリアの保健省からの特別な許可が必要でした。

研究員は許可を得て、大麻の栽培が許可されている唯一の州機関であるフィレンツェの農業化学工場、クレア(CREA)が提供するFM2と呼ばれる品種の大麻について研究することができました。

そのFM2の研究中に、7原子アルキル基植物性カンナビノイドが発見されました。

カンナビノイドが人間にもたらす作用の主な起因となるアルキル基は、5原子の長さの鎖を持つTHCを含む、約150種類の大麻の成分の中で特徴付けられています。しかし興味深いことに、THCPには7原子の長さの鎖があり、これは自然な状態でもTHCの効力を上回る可能性がある事を意味します。

5原子以上を持つ天然のカンナビノイドの単離は、プロセスが極めて困難で長いため、過去の報告結果はなく、時間と粘り強さが研究の難題となっていました。

マウスを使用したテストにより、THCPはTHCに似た効果を持つことが判明しました。

さらに新しい植物性カンナビノイドは同属のカンナビジオールのCBDPとともに、いくつかの低THC品種においても、依然として高い向精神性を持っている理由を説明できるかもしれないと研究員は推測しました。

マウスのテストでは、THCPがTHCよりもはるかに強力であることが判明しましたが、人間に対しての効果については詳しい更なる研究が必要となります。

ABOUT ME
cannabislifenetwork.jp
cannabislifenetwork.jp
カナダの西海岸より世界の大麻情報を発信する大麻ポータルサイト