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カナダ連邦選挙2019: トルドーの少数派政党としての勝利が大麻に与える影響とは

原文:マイク・オカダ
翻訳:チェダー

2019年のカナダ連邦選挙は昨夜終了し、自由党のジャスティン・トルドーが再びトップになり、今回は少数派政権としてですが、首相としてカナダの首都オタワに戻るよう命じられました。この第二期にも自由党が権力を握ることになるということは、大麻に関する政府の方針・対応としては今まで通りになるのでしょうか?

答えはイエスにもなり、ノーにもなり得るでしょう。トルドー率いる自由党は157議席を保有していますが、過半数を獲得するには少なくとも170議席を獲得する必要がありました。つまり、彼らが望むように統治し、法案を可決するためにはトルドーは他の政党、おそらく新民主党(NDP: 今回の選挙で24議席を獲得。自由党の公約に最も近い公約を掲げている。)と提携しなければならなくなります。

今回のカナダ連邦選挙によって決まった338議席の内訳は下記の通り(ソース:CBC


自由党 157
保守党 121
ケベック連合 32
新民主党 24
緑の党 3
無所属 1
カナダ人民党 0


カナダ連邦選挙のこの結果により、新民主党の24議席は大きな影響力を持つことになり、自由党が170議席数を超えるのに連携が必須となります。少数派政府は今までおよそ18ヶ月ごとに”賞味期限がチェックされる”傾向があることを考慮すると、しばらくの間、トルドーは権力を維持するために新民主党からのサポートに頼らざるを得なくなるでしょう

この2019年の連邦選挙の結果はどのような意味があるのでしょうか? 新民主党は彼らの政策の中で、大麻をどんな位置付けにしているのでしょうか?

新民主党は大麻に理解のある政党のひとつであり、今年の8月には、合法化以前に単純な大麻所持で有罪判決を受けた人々に対し、自由党は十分なことをしていないと呼びかけました(リンク)。 新民主党は、大麻所持の恩赦に関して自由党の計画が不十分である
と繰り返し呼びかけ、大麻の所持という軽犯罪によって下された有罪判決の抹消に取り組んでいます。

新しく選出されたハミルトンセンターの新民主党の議員、マシュー・グリーンは今年の8月、次のように述べています。

「大麻は合法であり、(合法化以前に下された)大麻の少量所持
という判決は、職業選択や旅行先の選択肢に影響を与えるべきではありません。」

彼の言っている通りでです。

新民主党のリーダーであるジャグミート・シンは、エディブル(大麻食品)、エキス、および塗布薬は、もともとブラックマーケットで何年も売られていたものであるのにも関わらず、これらを合法化するのに1年間もの時間がかかったことについても批判しています
エディブル、エキス、および塗布薬に関する法律は、わずか数日前の2019年10月17日にようやく可決されました。これは、嗜好用大麻が合法化されてからちょうど1年で、今回の総選挙の直前でした。

しかし、カナダ保健省の長期にわたる承認プロセスにより、少なくとも12月まで合法エディブルが店頭に並ぶことはありません。

新民主党が自由党の大麻政策に影響を与え、より積極的で進歩のある方向に導いてくれることを願います。

興味深いことに、連邦のすべての党の指導者のうち、過去の大麻使用を認めたのは3人のみです。自由党の指導者ジャスティン・トルドー、保守党の指導者アンドリュー・シェール、カナダ人民党党首のマクシム・バーニエです。

編集長からのメッセージ:反移民の意思を示したり、気候変動を否定する政党は昨夜議会から完全に締め出されたため、右翼のカナダ人民党からは多くのことは期待できません。

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