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大麻を摂取して食欲増進!?マンチーズを論理的に解説

チェダー

大麻の最も知られているエフェクトの一つにマンチーズ(マンチ)と呼ばれるものがあります。Munchiesというのは、英語で「ガツガツ食べる」という意味で、大麻を摂取すると食欲が襲ってくる現象のことを指します。

この大麻を摂取した際に起こる食欲増進効果についてはいくつか研究があり、1つ目の研究は、2014年に発表されたボルダー大学のジョバンニ・マルシカーノという方を中心に、ヨーロッパの神経学者たちが行った研究です。研究結果としては先にいうと、この研究ではマウスを用いて、THCという大麻に含まれる成分が、脳の嗅覚を司る嗅球という部位のカンナビノイド受容体と結びつき、臭いの感覚を増幅し、食べる量が増えるということが示されました。


研究内容としてはバナナとアーモンドオイルをマウスに用意し、THCを投与した際の行動を比較したものです。見えるところにこれらを置くと、”シラフ”のマウスは臭いを嗅いですぐに興味をなくしました。一方、”ハイ”のマウスは臭いを嗅ぎ続けました。そして食べさせてみると、やはり、”ハイ”のマウスは食べる量が多かったということが示されました例えば鼻をつまむと味が感じにくくなるように、嗅覚と味覚は非常に関係が深く、THCによって嗅覚が増幅されることで、味覚もより鋭くなるのです。

THCが食欲増進に効果があるというのは、実はこれだけの理由ではありません。

アメリカの国立生物情報工学センターの文献から、THCが脳の側坐核という快感などの感覚を司る部位のカンナビノイド受容体に作用し、神経伝達物質ドーパミンの放出を促すことがわかっています。つまり、THCを摂取すると、食べ物を食べる際の快感もより強く感じるということです。

また、アメリカ生化学分子生物学会の発行する学術誌、ジャーナルオブケミストリーの文献から、THCは脳の視床下部(内分泌や自律機能の調節を行う部分)の受容体に作用し、グレリンという空腹を感じさせるホルモンの放出を促すこともわかっています。

こうしたTHCの作用は、人によっては嗜好品やジャンクフードなどへの欲求を抑えることが難しくなり、健康状態に影響を与える可能性も懸念されます。今年の2月に発表されたコネチカット大学の経済学部の助教授ミシェル・バッジオ氏らによって行われた調査によると、コロラド州、オレゴン州、ワシントン州で嗜好用大麻が合法化された直後、アイスクリームの売り上げが3.1%、クッキーの売り上げが4.1%、チップスなどの売り上げが5.3%上昇したという調査結果もあります。

しかし、一見マイナスに見えるこの食欲促進効果は、人によってはプラスに作用します。例えばストレス、病気や病気の治療の副作用など、様々な事情により食欲が減退している人にとっては、このTHCが食を促すという作用はメリットともなります。例えば、癌の治療中は、放射線療法や薬により体を蝕まれ、食欲も無くなるので、体力との戦いになります。こうしたシチュエーションでの大麻の使用による食欲増進作用は、大きな役割を持つことでしょう。

大麻によるこの食欲の増進作用のメリット・デメリットは、このように使う人のコンディションにもよるもので、一概に悪いと言えるものではなく、ジャンクフードなどの代わりにサラダやスムージーなどヘルシーな食事を美味しく楽しむという選択肢もあります。たまには友人とリラックスしたり、一人で映画を見たり、そんな時のお供に大麻を嗜み、マンチーズを楽しむのも大麻の一つの醍醐味でしょう。

今回の記事をYouTube用の動画にまとめました。動画の最後には実際にマンチーズを体験してみました。ぜひ動画もご覧ください!

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