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ヘンプは持続可能な未来へと繋がるか?

PEARCE THOMPSON JUNE 28, 2020

訳 大麻TV ドラゴン 

本文

2020年になった今でも産業用大麻(以下ヘンプ)から出来る製品、ロープや石鹸、靴やビールなどは購入することが出来る。ここで一つの疑問があるのだが、ヘンプ製品は持続可能な未来を可能にするのか?

hemp products

ヘンプの繊維はとてもエコな素材

良く大麻(カンナビス)とヘンプが混同されているが、それは正解でもあり、間違った考えでもあります。両方とも大麻という植物である。しかしながらヘンプはTHCの含有量がとても少ない。カナダでは1998年からヘンプの栽培は合法であるが、それより数千年前から栽培されいることが分かっている。追記するなら大麻は文明当初、紡(つむ)いで糸にすることのできた植物の一つだ。ヘンプは世界中でエコフレンドリーな繊維として認識されている。

hemp fibre

エコな繊維とはどういう意味か?なぜヘンプがエコな繊維と言うと、ヘンプは石油由来やGMO遺伝子組み換えコットン生地の代替品になる

どの製品とヘンプを比べるかにもよるが、基本的にヘンプの方が環境に対する負荷がかなり少ない。生地は石油由来のものが多く、ポリエステルやナイロン、アクリル製品は全て化石燃料の原油から出来てる。

原油と言う言葉は近年良くないイメージがある。実際に石油由来の製品を一晩でこの世からなくなることは不可能だろう。なぜなら世界中の産業が原油を必須とした経済構造で成り立っているからだ。ここで貴方は原油由来でない代替案が思い付くだろうか?それはヘンプだ。

ヘンプは石油由来製品やコットンに比べ確実に持続可能である。この真実を知ってしまったらその事実から目を背けるのは難しい。これらがヘンプを栽培する利点だ。

以上のことから大麻の将来性を私は信じているが、公平な立場を保ちたいので反対派が主張する意見にも耳を傾けてみよう

  • 石油由来や綿より栽培や管理に時間や労力が掛かる
  • 大麻繊維だけでは使えず、他の繊維と混ぜる必要がある
  • ヘンプ製品はルーマニアや中国産
  • 繊維が荒く他の素材と比べて不快である
sustainable future

ヘンプ産業は世界をより持続可能な未来へ近づけていることは間違いない。どちらかと言えば、今まで大麻に関係のなかったエコ志向な人々へと広まりつつまる。カナダはヘンプ産業に参入したばかりだが、そういえば少し南にあるご近所さんもヘンプ栽培を2018年に合法化したばかりだった。

これを読んだ君には新しい選択が出来たんだから、今度はヘンプ製品を買って持続可能な未来を応援しよう。

翻訳者によるおまけ情報

そもそもカンナビスが大麻草の正式な英語の名称で、いわゆるマリファナはアメリカが100年前に人種差別の一環でスペイン話者にも判るよう、スペイン語を英語で発音した差別用語です。

そして、石油の無かった大航海時代、船の布類は大麻で作られることが多く、当時は必須の作物でした。