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【大麻の成分】Delta-8-THCとは?

現在、世界では大麻の有用性が爆発的に広がっています。
研究者の方々や学者たちが日々、大麻に関する研究を行っており、信じられないような効能を発見し続けています。
研究が進むにつれて、新しいカンナビノイド(大麻に含まれる成分)が注目され、抽出技術の進歩により”Delta-8-THC”という成分を利用できるようになりました。
ここでは”Delta-8-THC”について話していこうと思います。

Delta-8-THCってなに?

Delta-8は大麻に含まれている化合物で、少量しか含まれていません。
国立がん研究所によると「Delta-8は、制吐、抗不安、食欲増進、鎮痛、神経保護の特性を持つ”Delta-9-THC”の類似体」と言われています。
そして、Delta-8は中枢神経に位置する”カンナビノイド受容体(CB1)”に結合します。

Delta-8-THCとDelta-9-THCの違い

Delta-8と聞いて9じゃないの?と思った方いませんか?
“Delta-9-THC”はそこそこ知られていますが、Delta-8-THCは聞いたことないという方が多いと思います。この2つのカンナビノイドは原子結合が数か所異なるだけで、原子構造が非常に似ており、両方とも大麻から自然発生します。しかし、Delta-8はDelta-9に比べて少量しか抽出できない違いもあります。

もう1点重要な違いは全体的な効果です。国立がん研究センターは「強い精神作用を持つDelta-9に対してDelta-8は少し異なり、Delta-9よりも弱い向精神作用を持っている」と報告しています。

Delta-8-THCの利点

皆さんは痛みを和らげたり、体をリラックスさせたり、精神をスッキリさせるために何か方法がないかと思ったことはありませんか?CBDやDelta-9があるのに、わざわざDelta-8に注目する理由は上記の効果をDelta-8は持っているからです。
更に吐き気を抑え、食欲を刺激する効果があります。なにかしらの病気を抱える患者にとってDelta-8は症状の緩和と健康増進の”カギ”を握っているかもしれません。

どうしたらDelta-8-THCを利用できるの?

昔は上記の質問に答えるのは不可能と思われていました。それはどのようにして製品化に十分なDelta-8を収穫できるのかまだ不明確だったからです。
しかし現在では政府が大麻の成分抽出の規制を緩和したことで研究開発が本格化し、Delta-9をDelta-8に変換する方法等が新たに発見されています。
製品ごとに作り方は異なりますが、Delta-8を得るためのプロセスは非常にシンプルです。基本的な方法は大麻の花からDelta-9を抽出し、残った濃縮物を加工、精製して原子構造を変化させてDelta-8を抽出する方法です。

Delta-8-THCはなぜ必要なのか?

Delta-8は一般的な消費者に対しては興味を引く程度かもしれませんが、医学的には必需品です。化学療法で苦しんでいるがん患者にとっては、生死を分けることになるかもしれません。Delta-8の一番の特徴は”ハイ”を伴わない特性です。大麻を必要としながらも、摂取することに不安を感じている患者にとって”ハイ”を伴わないDelta-8は素晴らしい選択肢と言えるでしょう。
この様に書くのも読むのも簡単な文章ですが、実際に影響を与えられる命がある事を考えると非常に感慨深いです。

病気を抱えた子供たちにも利用可能

Delta-8の効果をしっかり理解するために、子供たちが関与した例を見てみましょう。
1995年、小児がん患者を対象にした研究が行われました。

小児腫瘍学における大麻を利用した新しい制吐剤を使用した例によると、「大麻の主成分であるDelta-9-THCよりも向精神作用が低いDelta-8-THCを、3~13歳の様々な血液がんの小児8名に投与しながら(食用のオイル状の物を18mg/m2 p.o.)、異なる抗悪性腫瘍薬で最大8か月間治療した。Delta-8-THC投与の回数はトータルで480回。各抗悪性腫瘍薬治療の2時間前から投与を開始し、以降6時間ごとに投与を24時間継続した。結果、嘔吐は完全に抑制され、観測された副作用は無視できる程度であった」という結果が報告されています。

Delta-8は手に入れる事が難しく、なかなか世間で注目を集める事が出来ませんでした。それでも徐々に製品が出始めているので少しずつ変わり始めている事が分かります。”ハイ”を伴わないDleta-8は大麻に対して不安を感じている患者にとって安心を提供し、生活の質を向上させ新たな生活を送るための”カギ”となるかもしれません。大麻は私たちの応用力を高め、自分自身を内側からも外側からも癒す可能性を引き出しています。
一つ確かなことは、未来への希望や可能性が大麻には詰まっているという事です。

★訳者感想

この記事を翻訳していく中で、初めてDelta-8-THCの存在や効果を知りました。
私は手から人より多く汗が出てしまう症状を持っており、カナダに住んでいたころは大麻でその症状を抑えて生活していました。

しかし、当時は大麻を使用しているときは常に”ハイ”を伴っており、手汗は止まるけど計算等の特定の作業が難しくなり(計算が苦手なだけ・・・?)、”ハイ”がなければいいのにな~なんて思っていました。

もっとDelta-8が注目されDelta-9と使い分けが出来る様になれば、医療はもちろん、個人の生活の幅がぐっと広がると思います。

原文:https://cannabislifenetwork.com/delta-8-thc/

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