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新型コロナウィルスの世界的大流行のなか、大麻販売店が社会貢献

アメリカでは、全国での新型コロナウィルスの症例が、世界最大の10万件にのぼろうとしている。ここカナダでの症例は4,610件にのぼる。

両国は、リソースが枯渇し、そして社会の封鎖が強まるにつれて、人々は疲弊し、大きなストレスを抱えている。

いまだにパニックからの爆買い社会的距離(他者と2mほどの距離を保つこと)を守らない人々など問題点もあるが、コミュニティの意識としては、医療従事者へのサポートなど真摯な対策の取り組みが表れている。それは、大麻産業も例外ではなく、多くの企業や個人、そしてコミュニティ全体が、この試練の間にできることをやるために努力を続けている。

国の認可を受けた最大の生産者の1つであるオーロラ・カンナビス社は、人気の高いN95呼吸マスクをアルバータ州保健局に寄付した。また、ニューブランズウィック州の生産者であるオーガニグラム・ホールディングス社は、消毒剤の製造用にエタノールを寄付した。これは、全国のウィスキー・ジンなどの蒸留所も行った試みだ。

ケベック州のヘクソ社とオンタリオ州のキャノピー・グロース社は、どちらも地元の緊急サービス団体に個人用の防護グッズを寄付した

いくつかの州で大麻が生活に必要不可欠なサービスとみなされ、この特に大変な時期に、全国の大麻販売業者は、消費者と患者をサポートするために全力を尽くし、最小人数のスタッフでオープンを続ける努力をしている。今週初め、多くの慢性疾患および末期疾患に苦しむ患者を抱えるBC州ビクトリアのビクトリア・カンナビス・バイヤーズ・クラブ(VCBC)は、週の初めに、営業時間を制限するが週に数日は営業し、引き続き営業を続けると発表した。

カナダ大麻評議会の会長兼CEOのジョージ・スミザーマン氏はCBCテレビに対し、「評議会としては、大麻の生産者が、こうしたパンデミックの状況で支援を提供していることを嬉しく思いますが、状況に応じて近くの病院や保健機関に頼ることも忘れないでください。また、自分の住む地域に医療のリソースがあるかを確認する際は、ヘルスケアの機関に連絡してください。」と述べた。

政府との乖離

こうした熱意と支援への取り組みがあるなか、全国の大麻企業、生産者、研究施設が政府当局に支援の提供を申し出たときに、多くの難題があった。そこで浮き彫りとなったのが、要求が政府の耳に届かず、多くの大麻企業は、政府からの財政支援を遠ざけられているということだ。

ここで1つ注意したい。大麻はカナダで合法の産業である。

今月上旬、大麻栽培社のタンタラスラボのCEO兼創設者であるダン・サットン氏は、投資を通じて中小企業の開発を支援するトップ企業のカナダのビジネス開発銀行に対しての苛立ちを示した。銀行側はこのパンデミックの最中に、苦しんでいる大麻企業に救済の手を差し伸べる可能性は低いからだ。

収益がなくなり、多くの企業や販売業者はすでに一時的な解雇や施設の閉鎖をしている。この問題は、一連の大惨事の間にすべての産業が直面している問題である。

その後の発表を通じて、カナダのビジネス開発銀行は、100億ドルまで貸付を増やすことに取り組んでいることを発表したが、ここに大麻関連の会社が含まれるかどうかは明らかにしていない。

さらに全く訳のわからないことに、木曜日の夜、カナダ保健省は全国の大麻の免許保有者に連絡を取り、「国に認可された大麻生産施設を含む、全国のさまざまなで分野の施設のなかで新型コロナウィルス(COVID-19)の検査のサポートをするために利用可能な研究施設のキャパシティを特定するために取り組んでいる。」とした。

大麻の企業、販売業者、研究施設、地元の販売者などは、この世界的な危機の最中にできることをオファーしているのに、それらの要求を拒否し、このような違う押し付けをするのはいかがなものなのか。

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