NEWS

【真相?】CBDが肝臓にダメージを与える?

原文:トラービス・セサロン
訳:焚麻(Takuma Imamura) Cannabis Life Network Japan

【真相?】CBDが肝臓にダメージを与える?

日本でも合法的に使用する事ができ、大麻の成分の一つとして有名なCBD(カンナビジオール)は、時に誤った情報が流される事があります。慎重かつ、入念に行われた研究結果からは身体に良いと思われていたCBDが、実は肝臓に悪影響を与えているのではないか?と疑わざる結果となりましたが、実際はどうなのでしょうか?大麻愛好者や、医療用大麻を使用している人々にとっては気になるニュースであり、CBDは身体に良い成分と信じたいところです。

人間とマウスへの効果の違い

ただし、この結果は人体での実験ではなく、マウスの肝臓を用いての実験でした。大麻の成分であるカンナビノイドは、犬や人間への効果は共通しているポイントは多く見つかっていますが、マウスへの効果は犬や人間とは全く違う生理学的効果がある事が何度も確認されています。種によって、エンドカンナビノイドシステム全体で大きな違いが発生します。エンドカンナビノイドシステムとは、大麻が脳に反応するだけではない、伝達物質とその受容体の驚くべきネットワークです。

CBDには、マウスの体内に存在している無害の”カンナビノイド受容体2“の活性化を低下させる可能性があり、この現象を受容体逆作動(受容体に作動薬と同様に結合するが、作動とは反対の作用を及ぼす医薬品)と言います。カンナビノイドシステムが抑制されてしまうことにより、肝臓への負担が大きくなったり、癌になる可能性が高くなってしまいます。

一方で、CBDが人間の受容体に影響することはありません。まず、CBDの働きはカンナビノイド受容体の外から、THCの吸収を遅らせる効果があり、大麻が合法な国や大麻研究者の間では広く知られております。こうした側面以外にも、内因性カンナビノイドの分解を防ぐことにより、間接的に受容体の働きを助けるにも役立ちます。人間とマウスには生理学的な違いがあり、CBDを投与した場合、違った反応を示します。

カンナビノイドシステムと肝臓へのリスク

ヒトカンナビノイド受容体1を抑制するための”リモナバン“と呼ばれている処方薬は、身体への有害性と重度のうつ病の原因となるため、研究の対象外と指定されました。

現在もヒトカンナビノイド受容体1を減らす事が、肝臓を守るために繋がると考えている数少ない”時代遅れ“の研究者が未だに存在します。カンナビノイドのレベルは、臓器が負傷することにより負傷した部分を治そうとする体の防衛本能として上昇します。しかし、その”数少ない研究者“は、それは防衛本能で治っているのではなく、ただの症状の一部だと信じていました。そして結果的に立証された理論は生物学的反応を抑制した方が効果があると主張した理論でした。この様にヒトカンナビノイドシステムの本来の役割を見落としてしまっている事により、正しくない情報が広まってしまいます。リモナバンの開発者は食欲を抑えることや、臓器を治し健康に保つためにリモナバンを作ったにも関わらず、最終的には肝臓の損傷を強める反対効果の薬を作ってしまいました。

カンナビノイドシステムを抑制した事によって一番最初に起こる症状として炎症うつ病が挙げられます。エンドカンナビノイドトーンが低下する事により、正確に新しい組織を作り出す事ができずに臓器が悪化し続けます。

人間とマウスではカンナビノイドシステムの作りが違う為、CBDを摂取した場合の反応が完全に正反対です。人間の場合、カンナビノイドシステムが低下する事なく、再生神経が上昇します。

大麻は多発性硬化症の治療に臨床的に効果がある唯一の薬です。(マウスなどの実験ではなく、実際に人それぞれの体調、環境など、時と場合により実際に大麻が効く人もいれば、効かない人もいる)
また、多くの患者が心から求める結果を得るための治療法になり得ます。CBDは、人間には非常に珍しい、バランス状態を整えるものとなりますが、残念ながらマウスなどのげっ歯類にはそういった働きはしません。

それは”本物”のCBDですか?

潜伏性の副作用を見つけないといけなくなってしまった研究者は、本物の大麻からCBDを抽出したと主張しました。しかし、ジーダブル製薬の推奨しているエピディオレックスの摂取量は、ジーダブル製薬が”どれほどの量の大麻濃縮エキスを摂取すべきなのか”と確立するためだけの推奨摂取量でした。さらに肝毒性があることは、大量のCBDからも証拠が見つかりました。

最終的にはエピディオレックスはカンナビジオールとは違った異性体の何かが使われており、大麻の全草から摂取できる成分とは全く違った効果が現れます。

臨床試験を行った結果、懐疑的だったにも関わらず、数百人のうち肝臓へ悪影響があったと報告されたのは、1件だけでした。これは明らかに”やらせ“でフェアではなく、肝臓に大きな負担をかける事を紐付ける結果となりました。

正体はカナダで禁止されている液体

モレキュール社の科学者が新しく発表した薬には、カナダの大麻産業界で禁止されているヘキサンが使われている事が発覚しました。繰り返しですが、エピディオレックスには溶媒成分が含まれており副作用が確認されています。

CBDは偽物の大麻抽出物から肝臓へのダメージを守る一つの治療方法です。しかし、この様な”いかさま“がある状況では、マウスを用いての実験をすることすら難しそうです。

原文を読む(英語)

ABOUT ME
cannabislifenetwork.jp
cannabislifenetwork.jp
カナダの西海岸より世界の大麻情報を発信する大麻ポータルサイト