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栄養満点!大麻の種はスーパーフード!?を検証

大麻の種+チェダー

チェダー 11月3日

大麻の種は食べてもいいの!?

大麻の種と聞いて、
「ハイになるんじゃないか」と思われた方もいるかもしれませんが、
アメリカ国立生物工学情報センターの文献によると、
大麻の種に含まれる物質に関しては
より詳細な研究が必要とされていますが、
食品として出回っている大麻の種
(THCが0.3%以下の品種:産業用大麻、ヘンプの種)には
THCはほとんど含まれていないので、
現実的に大麻の種を食べてTHCの作用を感じることはほぼ無いでしょう。
しかし、健康になれるかもしれないというメリットがあります。
今回のテーマは、嗜好品や医療としての大麻ではなく、
体のコンディションを整える健康補助食品的なイメージの役割の大麻の話です。

まずはじめに、大麻の種というのは、
日本でも実は古くから郷土料理や七味唐辛子の材料の1つとして
食べられています。麻の実と呼ばれたり、
最近ではヘンプシードなどと呼ばれています。
この大麻の種は加工され、
オイルや殻を剥いた状態の物が市場では多くみられます。

そもそもヘンプ、マリファナ、麻とか大麻の違いって何?
と、思う方も多いと思うのですが、簡単に解説すると、
全部大麻です。これを深掘りすると本1冊かけちゃうので、
まず今日は大麻という植物の種の素晴らしさを知ってもらえればオーケーです。

大麻の種の栄養価

大麻の種は栄養価が非常に高く、
良質なタンパク質、不飽和脂肪酸、ミネラルを豊富に含みます。
USDA(アメリカの農務省)のデータベースによると、
大さじ2杯分のヘンプシード(20g)に、

栄養素 含有量
カロリー 111kcal
タンパク質 6.31g
脂肪 9.75g
カルシウム 14mg
1.59mg
マグネシウム 140mg
カリウム 330mg
リン 240mg
亜鉛 1.98mg

(表1)

ヘンプシード(殻無し)は、
9つの必須アミノ酸を含む良質なアミノ酸で構成された
タンパク質を豊富に含んでいます。

また脂肪やミネラルビタミンなども豊富に含みます。
含まれる脂肪分のその多くを体内で生成することのできない、
必須脂肪酸のオメガ3、オメガ6脂肪酸で構成しており、
ビタミンEマグネシウム、カリウムなどのミネラルも豊富に含みます。
加えて、亜鉛や鉄、ビタミンB群のナイアシン、葉酸なども含まれます。

また、繊維質の多くは殻に含まれるので、
繊維質を多く摂りたい方は可能であれば
殻付きの大麻の種を選ぶのも良いでしょう(味もよりナッツ風味になります)。

タンパク質(アミノ酸)

アメリカ国立生物工学情報センターの文献によると、
大麻の種には良質なタンパク質が含まれ、
私たちの体では生成できない9つの必須アミノ酸を含みます。
全ての必須アミノ酸が豊富に含まれている訳ではなく、
リジンは多く含まれていないと言われていますが、
大麻の種を摂取することで、
普段欠乏しがちな必須アミノ酸を一度に摂取できます。*1*2

下記は必須アミノ酸の働きです。*情報元:Medical News Today

必須アミノ酸の働き
ヒスチジン 体の組織修復や血球の生成、成長
スレオニン 健康的な歯・肌の維持、脂肪肝の予防
メチオニン 非必須アミノ酸システインと作用し、髪や肌の健康維持
バリン 精神安定、成長促進、筋肉強化
ロイシン 血糖値の上昇を抑制、骨や筋肉の修復
フェニルアラニン 脳機能の維持
トリプトファン 精神安定、鎮痛・睡眠効果
イソロイシン 体の組織修復、成長促進、ホルモンの生成
リジン 体の組織修復、骨や筋肉の維持

(表2)


また、大麻の種は非必須アミノ酸のアルギニン酸も多く含み
このアルギニン酸は体内で一酸化窒素となり、
一酸化窒素は、血管の拡張効果や血栓の防止に役割があるとされています。

ヘンプシードに含まれるタンパク質は、
USDAのデータベースにある研究によると、
良質なタンパク質とされる、
卵の白身や大豆に含まれるタンパク質と似たような構成をしています。

このヘンプシード大さじ2杯で、
1日に必要なタンパク質の約10%を補うことができます。

脂肪(不飽和脂肪酸)

脂肪と聞くと悪いイメージを持った方もいるかもしれませんが、
人間が生きていく上で実は脂肪は大事な役割を持っています。
脂肪を構成している要素である脂肪酸は、
分子の構造的な違いから飽和脂肪酸不飽和脂肪酸に分類されています。
植物や魚の脂に多く含まれるものが不飽和脂肪酸で、
飽和脂肪酸はおもに動物性の脂肪に含まれています。

大麻の種に含まれる不飽和脂肪酸は、
オメガ3脂肪酸の一つ、アルファリノレン酸(ALA)というものです。
このアルファリノレン酸というのは、
脂の多い魚に多く含まれドコサヘキサエン酸(DHA)や
エイコサペンタエン酸(EPA)と呼ばれる同じオメガ3脂肪酸の仲間で、
このDHAやEPAの祖となる脂肪酸です。
これらの脂肪酸は人体では生成できないので必須脂肪酸と呼ばれています。

また大麻の種には、
植物油に多く含まれるもう一つの必須脂肪酸、
オメガ6脂肪酸のガンマリノレン酸も含んでいます。
ガンマリノレン酸は、
月経前症候郡(PMS)や更年期障害の症状を緩和する
作用があるという
研究もあります。
近年の食生活ではオメガ6の比率が非常に高い食生活の方が多く、
オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸は2:1のバランスが理想的とされています。
こうした必須脂肪酸が欠如すると、
皮膚炎・血栓形成などの症状が起こりやすくなります。
 

アメリカ国立衛生研究所の発表によると、
1日に必要なオメガ3脂肪酸のALAの量は健康な成人男性で1600mg
成人女性で1100mgとされていて、
DHAとEPAの1日摂取目安量は諸説(*1*2*3)あり、
どの文献においてもおよそ250-500mgの摂取量が目安とされています。
は大さじ2杯分(約20g)のヘンプシードに含まれるALAの量は、
およそ4500mg含まれています。

一見多すぎるように見えますが、
1日あたりの摂取量が3000mg-5000mgであれば、
オメガ3脂肪酸においては特に過剰摂取による副作用の心配は少ないです。
また1部のALAは、
心臓血管や脳の健康を維持する役割のある、DHAとEPAに体内で変換される。
オレゴン州立大学の研究によると、
健康な若い成人男性ではこのALAの約8%がEPA、0-4%がDHAに変換され、
同様の女性のケースでは、21%がEPA、9%がDHAに変換されるようです。
こうしてみると、
健康な若い成人男性で、約360mgのEPA0-180mgのDHAが摂取でき、
女性のケースでは945mgのEPA500mgのDHAが摂取できることになります。
変換されなかったALAはそのままエネルギーへと変換されます。

こうしてヘンプシードを1日20g摂取すれば、
1日に必要な量の100パーセント以上の
摂取の難しい脂肪酸を補えることになります。

最後に

ヘンプシードはとても栄養豊富ですが、
健康的な生活を送るためには、
肉類、魚介類、卵類、穀類、乳製品など、栄養バランスを考えた食事と、
質のいい睡眠、適度な運動といった総合的なバランスを心がけた生活が大事です。
そこで、このヘンプシードは大きな助けになってくれるでしょう。

ヘンプシード・オイルを食べる際の注意

大麻の種に含まれる不飽和脂肪酸は熱に弱いので、
非加熱での使用(ドレッシング、スムージーなど)がおすすめです。
また、一度に急に食べすぎると、お腹がゆるくなる可能性があります。
まずは大さじ1杯から初めてみるのも良いでしょう。

私はヘンプを入れたスムージーを毎朝飲んでいますが、
普通のバナナスムージーより腹持ちもいいし
便通もいいですし、体は健康そうです。何より、味も本当に美味しいです。

ヘンプフードは健康的な生活を送るにあたって
理想的なサポートの一つになります。
皆さんも1日1杯のヘンプライフ、初めてみてはいかがでしょうか!?

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